【病気克服の極意】下肢静脈瘤や心筋梗塞は約20%が死亡する恐ろしい病気

カウンセリング

危険因子と予防

病棟

危険因子

今から55年前の死因統計では、全脳卒中死のうち脳梗塞の占める割合は13%に過ぎませんでしたが、現在は60%以上を脳梗塞が占めるようになりました。これには、高血圧の早期発見と治療の継続に加えて、食生活の欧米化が大きな影響を与えています。脳梗塞の危険因子として、様々なものが発症に関与していることが明らかになってきています。特に、生活習慣病である(高血圧・糖尿病・脂質異常症)はその代表的なものであり、そのほかにも(心房細動・喫煙・飲酒・肥満)なども重要な危険因子です。脳梗塞を実験に発症した患者さんの解析データがあります。これによると、高血圧を有している人が60%以上と最も多く、(糖尿病・脂質異常症・心房細動・喫煙・飲酒)も25%を超える頻度です。

予防

これらの危険因子はそれぞれ独立した疾患や生活習慣ではありますが、相互に影響を及ぼし合います。例えば、喫煙習慣は高血圧発症につながりますし、高血圧に罹患している期間が長いほど心房細動を発症しやすくなることもわかっています。また、危険因子の数が多くなればなるほど、より脳梗塞を発症する可能性が高まります。つまり、すべての危険因子をバラバラにとらえるのではなく、関連したものと考えることが、脳梗塞の予防のためには極めて重要であるといえます。さらに、いずれの因子もできるだけ早期から適切に対処することにより、脳梗塞の予防効果は大きく高まります。常に、自分の生活習慣や健康状態を意識しながら生活することが大切です。